人の能力にはIQ(Intelligence Quotient = 知能指数)とEQ(Emotional Intelligence Quotient = 心の知能指数)があると言われます。
IQは知識の事ですね。投資家、事業主、エンジニアなどなど職業・職種によって求められる内容は異なりますが学習や経験に基づく知識の事です。自己実現を目指す上では必須ですね。
一方、EQは心の知能指数と言われいて、相手の気持ちを理解し自分の感情をコントロールする能力。言いかえれば相手を動かすためのいわゆるコミュニケーション能力のようなものです。

IQだけでなくEQも大切

自己実現のためには知識や経験が(職種によっては身体能力なども)必要なのでIQは少しでも高い方が自己実現(自己成長)のためには重要です。ですがEQを上手く克服(?)することができれば、ビジネスを成功に導くきっかけにもなりますし、幸せを感じられる基準が大きく変わります。
人生の成功を「幸せ」と定義するのであれば「幸せを感じられる基準」ってとても大切ですよね。「基準を変える(下げる)」と言うと「妥協」のようにも聞こえるかもしれません。確かに自己実現を目指す上では、妥協は少ない方が良いに決まっています。ただ人間関係の中では「許容」する事で良い関係性を確立するきっかけになります。

「妥協」と「許容」では本質的には変わらないかもしれませんが、(仮にIQ=自己実現とするなら)自己実現と人間関係では着地点は違って良いはずです。


人間関係のストレスの原因は?

人間の悩みの根底には大きく「健康」「お金」「人間関係」の3項目に分類されると言われますが、中でも人間関係は考え方次第である程度は良くする事ができそうです。

人間関係に関わらず人がストレスを感じる理由の一つに望んでいる結果(期待していた成果)が出ない事が挙げられます。例えば「…と伝えたつもりなのに部下が思うように行動しない」などはビジネスの世界では毎日です。もしかしたら舐められているだけかもしれませんが…
「事実は一つ、解釈は無数」って言葉は少し皮肉ですがとても的を得た良い言葉ですね。

人間関係には相性の良さは重要なポイントです。誰にだっていわゆる「合う人」と「合わない人」がいますし、それは当然性格によるものが大きいです。
ちなみに僕自身の性格を僕なりに客観的(?)に自己分析してみるとこんな感じです。ネガティブな要素満載ですが余り短所とは考えないようにしています。

・ひねくれ者、理屈っぽい、合理主義(でありたい)
・腹黒い、行動に見返りを求める(主に自己成長)
・野望に向かって一直線でそれ以外は興味無し(遊び心が乏しい)
・人見知り(なので立食は苦手)、バカになれない、器が小さい(それを悪いとは思わない)
・人のためになりたい、大切な人に幸せになって欲しい、Win%Winになるように自分も頑張る
・謙虚(でありたい)、円満な人間関係を築きたい、だけど一人が好き

そう考えると僕にとって「合う人」と「合わない人」とはどんな人なのか。それは価値観が合うような人でしょうか?多分その通りだと思いますが、だけど僕の周りには僕と違う価値観の人も沢山います。

少しでも良い人間関係を築くためのコミュニケーションの考え方にPCM(Process Communication Model)と呼ばれる考え方があります。PCMでは人間のタイプを以下の6つのパーソナリティタイプとして分類しています。
誤解してはいけないのは「その中のどれかに自分が該当する」のでは無く、全ての人が6つ全ての属性を持っており、その強弱で人間性が確立されていきます。

pcm

こちらも自己分析(実際に診断した訳では無い)ですが、この中では僕は典型的なシンカーです。
それ以外の属性についても少なからず心当たりはありますが、レベル的な要素はかなり弱いですね。語弊を恐れずに言うならば僕はこの属性が強い人とは少し「合わない」と思う時もあります。ただそれは同時に僕も同じように気を使われている事は忘れてはいけませんね。

一見、理系やIT業界の人間はシンカー的思考の人間が多いようなイメージもありますが、意外(?)とそれ以外の属性の人間も多いです。職業や環境によって人間をカテゴライズしようとするのは僕の悪い癖です。すみません。

相手の立場に立って物事を考える事や、そのような環境を作り出す事は大前提として必要ですがPCMの考え方
を取り入れれば、価値観が違う相手でもその特徴を掴む事ができます。今まで「意味不明」だった言動や行動が「想定内」になる訳ですね。こんな言い方をすると少し諦めのようにも聞こえますが(笑)
このような人間のメカニズムを理解できれば、より相手の言動や行動を尊重しようと考えられるはずです。

とは言うものの…
勿論、「理屈抜きでコイツは無理!」な人間も世の中には一定数いますし、「嫌いなヤツは嫌い」です。あくまでも一つのツールとして取り入れるのは有効ですが、無理をしては本末転倒なので気を付けたいと思います。